[廊下のほうから露蝶の声もきこえる。 だから佩芳のことはそちらにまかせ。 さて、明夜はどこにいったのかとわずかにため息を零し。 血に濡れた黒宵の様子に瞳を細める] 酷い事になったな。 [すでに事切れている研究者には一瞥を向けただけで、その死には何も思わず。 大丈夫かというように黒宵に手を差し出した]
(96) 2013/05/23(Thu) 23時頃