-帰路につく途中-眠ィ……[>>91 旧友は無事に病院の方に行っただろうか。何度かアパートの方を振り返りながら、元来た道を辿る。黎明の光は寝不足の目に痛む。>>56 下げたケーキの箱が何故か重く感じる。暗鬱そうに何度か頭を振りながら、歩道と車道の間のブロックの上を歩く。昨日もそうしたように――――]んあ? ンだよ。[小奇麗な服装に纏めているが、見るからに堅気の者では無さそうな風体の人物が二人。自分に向かって話しかけてきた。>>49 話を聴くに昨晩、神社横の小さな公園で”禁忌”を確認したという。人間族の兄と妹。年齢は10代後半から20代に掛けての若い二人だそうだ。揃いの栗色の髪が特徴という。その者の家を知らないか?二人は尋ねてきた。]
(95) 2014/12/08(Mon) 20時頃