ふぁ、……もう、
分かって、やって……る、でしょ。
[手が伸びてきたのは右の胸だけで、あたしがくたりと力を抜いてからも、念入りにというよりは執拗にそっちばかり責められてしまう。摘ままれたり捏ねられたり、押されたり引っ張られたり。
じんじんする感覚がだんだんと、快感になっていった。]
言った……通り、じゃない、
へんたい……右側ばっかり、するなんて。
[加えられた刺激の度合いは目で見ても明らかで、左胸の先は軽くしか立っていないのに、右のは乳輪ごと、ふっくりと勃起してしまっている。感触とか触り比べると違うんだろうな、とか思いながら、だけどあたしの声に拒絶の色はない。]
……あたしが、なに……してたか。
なんて、んん……気にしないで、いい……からぁっ。
[止めてしまった右手での行為は再開させずにそう要求した。長部さんはどう言ってくるだろうか、と内心では密かに期待しながら。**]
(95) 2018/03/11(Sun) 17時半頃