人狼議事

139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】


【人】 懐刀 朧

― 夜、朧の屋敷にて ―

[それから暫くして、夜が深まっていった]

……明もウトも、良い者ばかりだな。
押し付けてやるのが優しさだったのかもしれぬ。

[独り縁側に座り、月を眺めていた。
手には酒盃、芳しい酒気が夜気に溶けている。
叢雲の雲間より、朧月が見えていたのだ。
月は自らに触れる雲を白く染め、一回り膨らんで見える]

明に渡した水は……。
いや、祟り神を見つけるのに役に立てば良い。

[薄闇に光る池の水面が、銀を磨いた鏡のようだ。
顔を出した鯉が微かな音を立てて潜り、波紋で揺らす。
ただ独り酒を酌み、酒盃の水面に映った朧月ごと飲み干した]

(94) 2013/08/13(Tue) 18時頃

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