人狼議事

290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて


【人】 地下軌道 エフ

─ ホーム ─

[桜の舞うベンチに腰をかけている。
紫煙を燻らせながらぼうと線路を眺めているが、電車が入ってくる気配は全然ない。]

 あぁ……胸糞悪ぃ街だったぜ

[きっとこのまま目を閉じて眠ってしまえば、次に目を覚ましたときはきっとベッドの上。確証なんか何もないけれで、妙に確信めいたものがあった。]

 神様はお気に召してくれたかよ。
 なぁ、辰巳とかいうの、聞いてるんだろ?

[姿は見えないが、きっとこっちの声は届いているはずだ。
返答が欲しいわけではない、だからたとえ届いてなかったとしても気に留めることもない。]

 桜……か。
 ま、どうでもいいことだな。

[ペっと煙草を吐き捨てると目を閉じて上を向いた。
───そういえば、腹減ったな。]*

(93) 2019/02/12(Tue) 21時頃

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