人狼議事

246 朱桜散華


【人】 喧嘩屋 辰次

[それでも、続けて行くことに意味があるのだと。
巫女の御霊を鎮め、平穏を保つ事は、かつて巫女が同化した『魔』をも封ずる事に繋がるのだと。
そんな事を言いながら、桜を見やった長の表情が、不意に険しさを帯びる]

 ……雷門小父? どした?

[突然の事を訝り問えば、何か感じなかったか、という問いが返される]

 ……はあ?
 いんや、全然。

 ってーか、昔から言ってんじゃん、俺、そーゆーのにはとんと縁がねぇんだって。

[宮司の一族やその縁戚は、時に不思議な力を持って生まれる事もあるという。
しかし青年は生来そう言ったものとは無縁だった。
この言葉に長は残念そうな面持ちで眉を下げた後、何の前触れもなくぽふ、とこちらの頭に手を置いた]

(93) 2016/04/22(Fri) 22時半頃

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