[──けれど、狙いを定めぬ一太刀は二人の急所を遠く逸れ、脇腹を貫いただけに留まる。その背後に苗刀を振り被る安吾が見え、絢矢は素早く刃を抜いて、二人から遠く距離を取った。]
(92) 2014/02/16(Sun) 02時半頃