…!
[魔女の一撃勝敗は決した。
タバサへと一度視線を向けるが、私は彼女に対してなにも言わない。
地面に倒れたであろうネル>>68の傍へと歩み寄り、彼…あるいは、彼女の隣に座り込む]
…ごめんなさい、ネル…。
[ネルの形がまだあるのなら、そっと抱き起こしてから、空が見えるように私の膝へ頭を乗せる。
いわゆる膝枕、というやつだろうか]
…ヤニク…ドリーマーはね…今回アナタと会って、少しだけどお喋りして…一緒にご飯食べて…楽しかったって、言ってたわ。
友を持つのも悪くないかもしれんな、イタズラが少々過ぎるが…って、楽しそうに。
…私は…そんなあなたを討った…そうしてでも、成し遂げたいことがあったから…。
…お休みなさい、ネル。
今は少しの間…私<万物の記憶>の中で…。
そしてもし許されるなら…次に会えた時は、私も一緒にお茶をさせてほしいな。
[私はしばらくの間…ネルが許すのなら、その髪を梳きながら、そのままでいた]
(92) 2011/06/10(Fri) 12時頃