>>77>>78>>79[六合の歌が、旋律が、心に流れ込んできたようだった。 そして心の風景は僕らの視覚を支配する──…!] は…っ 六合?[さっきまで職員室前の廊下に居たはずの僕たちは月明かりの照らす夜の神森市…その上空に、逆さまに立っている。不思議と怖くない。だってこれは、歌だ。 強風に煽られて、六合の歌声がごう、と僕を包む。 ──……ああ、だめだ、六合!]
(92) 2019/04/27(Sat) 19時半頃