[ 噎せかえるような花の中。 華のない俺は一人、スコップ片手に雑音を奏でる。 当たり前だが音楽の才などない。 勿論器用に絵を描くこともできず。 料理のセンスがあるわけもない。 イカれたミュージシャン気取りで土まみれ。 お陰で同級生には酷く嫌われているようだ(>>15)。 土と花の混じる匂いが、いつも染み付いているからか。 ] あ。 さっき、寝言でフェルゼっていってたぞ。[ たまたま聞こえていた、その名(>>21)。 ]
(91) 2018/05/15(Tue) 19時半頃