[やりようによっては因果律を制御し、既に起こった事象すらも別の可能性へと至らしめる事が可能な>>1:497、文字通り『鍵を握る手』だ。](く、 っ……)[漏れそうになる笑みを堪える。『アレ』と同様に、自分の目的には『資格』が必要だ。その『資格』を有した手が、隣の歩く中年の左腕からぶら下がっている。笑いを堪えるだけでも一苦労と言う物だ。](それにしても……)[主が客に『資格』を与えるのが異様に早い。己と向き合い真実を掴めた者にのみ与えられる、『ごほうび』である筈なのだが……]("規格外"の介入でもあったのかしら、ね。)
(90) 2014/06/09(Mon) 16時半頃