[そうシメオンに告げれば、女性がワインを持ってこちらに来る(>>81 >>82)。
感謝の言葉と共に一礼し、ワインを受け取り、一口。
その身に酒を流し込むと……その女性の視点に、違和感を感じる。
まあ、解らないでもない。食うのに困っていないように見える自分がこんなところに来るなど。革命に身を投じるなど。
本当に困っている者達から憤りの感情を持たれても文句も言えないことは、彼自身良く理解している。
彼女のことはシメオンが紹介してくれた。同志ソーニャと。(>>87)]
ソーニャさんか。ならば、僕にとっても同志ということになるか。ならば、よろしく。
……しかし理解に苦しむ、という表情だね。……君を怒らせてしまう事を承知で、僕の事情を伝えておこう。
[引き締まった真剣な表情で……いざ、伝えようとした矢先。
振動と重音。デモ隊の鎮圧でも始まったのか。いや、しかし音は広場の方から聞こえた気がする。]
……見つかったわけではなさそうだが……?
[あたりを見渡してみる]
(90) 2014/09/03(Wed) 22時半頃