[がらり、と扉が開く音に我に返った。振り返ると。ジリヤがそこに立っていた>>82。激昂する彼女に、一瞬言葉を詰まらせる。それでも、“管理人”として彼女は立ち上がり] 何をした、って言われても。 ……“治療”を行った結果よ。[言い訳は、しない。クラリッサを見下ろしながら、悪びれもせずそう言った] 出て行ってもらえるかしら、ジリヤ。 今はあなたに構っているヒマはないの。 クラリッサの“治療”を続けなければいけない。[気丈に振る舞いながらも、内心は焦りで満ちていて。只事ではない様子のクラリッサを、見遣った**]
(89) 2015/07/15(Wed) 18時半頃