人狼議事

246 朱桜散華


【人】 手妻師 華月斎

― 祭り前日:深夜―

[翌日もまた然程変わり映えのせぬ一日を過ごし。
 明日はとうとう祭りの当日、という夜に、
 ふと、微睡みから目覚める。]

 …… …

[なぁんでこんな時間に目が開いたかな、と肩を掻き、
 やけに熱を持った手を冷やそうと
 囲炉裏の傍の水桶に近づき、杓子を取った。

 ―――刹那、からからと聞きなれた音が静寂を破る。
 何の前触れもなく始まった「それ」に、杓子を持ったまま背は凍り付く。
 手妻に使った道具、もう使うことのない欠けた茶碗、
 薄く埃が積もりかけた瓦落多を集めた雑箱の中に 
 放り込んだままになっていた風車が一斉に羽根を回し始めて]

(86) 2016/04/23(Sat) 23時半頃

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