―村の入り口にて―
[十分すぎるほど回復した>>73。そこには、確かに嘘はない。
ただ、魔法を駆使した、人体の自然修復力を大幅に超えた変化が、作用していたせいだろう。
体が変化に戸惑い、健常な状態に馴染み切れていない。
正常に近いはずなのに、体の発する信号が、偽りに疲労と軋みをあげている。
あの御者のなれの果てを目にし、その顛末を悟って>>64も、すぐには反応ができなかった。
思わず、がくりと膝に手をついた時、聞こえてきた馴染みの声>>42]
うむ。大丈夫だ。お前も知っている通り、私は強い。
が。すまんが、手を貸してくれるとありがたい。
一言礼を言いに行くつもりが、残念な結果になってな。
[廃村を離れる際に、イアンが伝えてくれた声かけ>>20は叶わなかった、と暗に告げ。
促されるままに進んでいく。そのため、ソフィアが何をしていた>>65のかまでは分からなかったが、2人の会話>>44>>65に、一言挟んだ]
(86) 2013/06/14(Fri) 02時半頃