理由……なんとなく、かな。残念ながら
確信は持てないけどね。こんな形の石を、
ここらじゅうの人間の殆どが持っている。
それだけでただの石に思えないだろう?
キミも同じように石について調べているのなら、
是非協力してほしいな。
[ちらり、ちらり。小鈴はどこか落ち着かない様子。>>64
もしかして“蛇”の存在に、気が付いているのかもしれない。ひょっとしたら、“私”の存在にも。しかしそれだけでは確信が持てないので、蛇をそっと下がらせる。これから彼女と協力関係を結ぶなら、尚更だ。]
ああ失礼、名乗っていなかった。
私の名前はアn
[おい!と刺すような“俺”の声。さすがの“私”もしまった、と一瞬目を見開いて。再び小鈴に微笑んだ。不自然な間が出来てしまったが、しかたない。]
………ナツメ。泥方 ナツメだよ。
よろしくね、小鈴
[蛇を下がらせた腕を伸ばして、友好の印として握手を求めてみた。ちなみにお年頃の“俺”が何やら恥じらっているけれど、悪魔にそんなものはない。*]
(85) 2016/06/14(Tue) 19時半頃