わりと好きかも。あたしも。[ぼそりと聞こえた声>>83に、ちょっと頬がゆるんだ気がした。無口な内心を少し覗けた気がしたんだ。]誰って、……あ、ちょっ……ん、っ。[あたしのお尻を挟み込むみたいにして長部さんの脚が手の侵入を遮ろうとする。それと同時に、彼の左手も与えてくる刺激のリズムを変えてきた。思いがけず増した感覚は快感といって間違いなく、肩をすくめて背を丸めたような姿勢になってしまう。]ん……もう、ちょっとぉ……[なのに、手のひらも指先もあたしの胸の頂きには触れて来ない。ぴくんと立っちゃってるのが自分からは見えてるのに。長部さんからは見えてないのに。なのに、まるで見えているかのように焦らされてる感じがして、もじもじと膝を擦り合わせた。*]
(84) 2018/03/11(Sun) 01時頃