―後日:バーでのこと>>81―……呼べなかった、わけじゃなく て[言い訳しようとして、口を噤む。違う。謂いたいのは、そういうことじゃ、なくて―――もやもやしたものが、形になりそうで、ならない。大したもの、という言い回しには首を横に振った。]……、 わから ないでも…… 苦手、とは……きっと違う。[三垣君、と。口にするのに奇妙な違和感がある。そうじゃない。そうではなかったはずなのに、と。無性に悲しくなるのだ。不意に、伸ばしそうになった指先を戒めるように握りしめた]そう、僕は、君に……謝らなくちゃ、いけなくて―――
(82) azuma 2014/10/14(Tue) 19時半頃