ああ、わかってる。
[二人組の名前は知っているらしい相手にこれ以上説明しなくてもわかってもらえるだろうか。
緊張感がないのは元々の自分の性格にディーダムがブレンドされて悪化してる。
元々さっきだの警戒心だのをわかりやすく外に出さない性質でも有り。
どこかやりにくそうな“白ウサギ”を、どうかしたのかと言う様に座った姿勢のまま見上げる]
広場?って会ってたのか……ああ、なるほど。
[動かしてない、取りに啄まれると聞けば彼が血をつけたままなのもあって大体を理解する。
少しおかしそうにクスリ、と笑みを零し]
なんの悪戯か、どちらにもつかない物がまず最初に舞台を降りたか。
今頃悪夢の中で仲良くお茶会でもしてるかな。
[帽子屋と三月兎。ハッタとヘイヤ。
どちらにもつかず、かつ、見方にもなり得る二人が居ないなら、今はもう敵と味方という線引きしかこの舞台には残されていないかと。
独りごちる言葉を白ウサギはどう判断するか]
(82) 2015/06/24(Wed) 22時半頃