―孤児院近くの路地裏・街頭の上―[>>81さて。道化は困ったように腕を組み、眉を下げた。もっとも他人からは花で表情など見えないことだが。"コドモ"と言ったらしい継ぎ接ぎは、構えるし睨んでくる。それを街頭の上から見下ろす。頭を傾げて]なんたることか!バベルの塔が崩壊されたせいか、道化には貴方の言葉が分かりません。コドモ?食べたいのでしょうか?[ああコワイ!そう言いたげに頬を両手で覆う。にやついた唇はそのままで、感情たっぷり―作り物らしすぎて挑発的でさえあった―に話す。その音はノイズ混じりで聞き取りにくい]ですが、その建物には誰もいませんよ。誓って!ロゼッタ嬢の薔薇色の頬にかけて!
(82) 2011/10/21(Fri) 20時頃