[>>70 >>71 少女の楽しそうな姿に、ジェレミーは珍しく穏やかな笑みを浮かべる。 ]
そうさなァ。どこか見に行く気は別にねぇし、稼げるだけ稼いどくよ。
飯もうまいし。
[ 元より、祭りの喧騒がそこまで好きなわけではない。
いい稼ぎ時くらいにしか思ったことはないし、おそらく今回も変わらない。
嫌なことがあったとか、そういう話ではない。単に、特別視するほどの価値を感じないのだ。買い物は普段でもできる。食べるものも場所を変えれば種類は増える。遊びすらも、普段の博打や何やらで満足できる。
ただ、>>64 少女のいたずらっぽい笑顔は、日常で間近に目にするものでもなかった。少し、新鮮な心持ちがある。
……そういえば母親の姿を見かけないが、踏み込むことでもないだろう。 ]
いい人ばかり、ねぇ……。
お嬢ちゃんにとって、俺もいい人?
[からかい交じりに聞いてみる。
まあ、少なくとも悪人には見られていないだろう、と、根拠のない自信がないわけでもなかった。*」
(82) 2018/08/05(Sun) 01時頃