[ホールを出る頃、不意に立ち止まり、開かなかった玄関の扉を振り返る。無言を通す扉は、動じず、ただひたすらに存在だけを示す。 いつか再び此処へと戻ってくる。そう確信して、瑞希は4人の後を追った。] ――ホール→廊下→1F台所へ→
(82) 2015/01/31(Sat) 16時頃