[>>71 穏やかならぬ答えに眉をひそめる。 茶話室へとたどり着けば、請われるままに紅茶を淹れる。 花のような香薫るディンブラ、明るく澄んだ橙の水色。 誰かのために茶を淹れるという行為は随分と久しぶりだった。] ――……、[そして述べられた言葉、時折相槌を挟みながら、耳を傾ける。 それは概ね同意を示せるものであった。] ……それが当然であると、 疑問の一つも持たぬ立場でありました。 一騎当千、それのまかり通る時代であれば、 指揮官が能力者であることに恐らくは意味があったのでしょう。しかし、[>>74 形骸化した伝統、それを厭うていながら、縛られている己自身を知っている。ゆるやかに首を振る]
(81) 2011/03/30(Wed) 17時頃