でっかいし、おやつの一つや二つ、入っていそうだと思ったのだが。
残念。
[外された帽子にはなにも入ってない。心底残念そうな顔。
元の場所にはない書物だから、不思議の方の登場人物に関しては、なんとなくあやふやにしかわからない。
ディーとダムがあまり認識していないと言う事だろう。
お互いどことなく血なまぐさい出で立ちのままの話しに、疲れているのは嘘ではない。
すぐに仕掛けようという気には取りあえずなれないまま、話を続け]
ディーとダムに言ってくれ。
やたらと無駄話をしたがるんだ。そのくせ臆病で困ってる。
それが二人分。
[なんなんだと言われれば普段の俺一人ならこんなに良く喋らないと。
そこは誤解して欲しくないのだが多分無理で、今まで会った連中にも良く話す奴、と五回されているに違いない。
呆れる視線が痛いとわざとらしく泣き真似をしてみよう]
(81) 2015/06/24(Wed) 22時半頃