[仁科の視線が上げられ、目が合う。読みなよという言葉>>72に、目を瞬かせると手を振って]
ふはは、俺に教科書を読めだなどと無駄なことを!
そんな物、開けば物の数分で眠ってしまうではないか!
[学生の本分などと言った本人とは思えない言葉を返し、]
ん?俺のキャラがどうかしたのか。
羨ましいのなら真似しても良いのだぞ、ほれ遠慮するな。
[腕を組んで胸を張り、唆すその内心では自分の言動の馬鹿馬鹿しさに溜め息を吐いた。
虚勢に後悔した姿を見られていたとは思い到ることはない。その先の思考に思い到った所で、変えられるなら変えていると心中でぼやくだけだっただろう。
西須のすぐ隣で苦痛に喘ぐ飽戸の声>>73が耳に届けば、]
む。ドジっ子か、ドジっ子だな!
外見に似合わず可愛い所もあったではないか!
特に、今日は片目なのだから充分気を払うがいい。
[大丈夫か、が先に出ず。それでも何とか取り繕うように気を付けろと忠告を投げる。言われなくとも分かってるだろうことは、重々承知していた。]
(80) 2014/09/30(Tue) 23時半頃