[ふう、と息をひとつ吐いて。さて、如何しようか。いつまでもうじうじ悩んでいるのは性分じゃない。そうだ身体を動かそう。思い立って辺りを見れば、羊と兎が宴の準備をするという。重いものを運ぶくらいなら自分にもできよう。そうして二人が向かう方へ足を踏み出したところで、よろよろと頼りない足取りの子が目に入った。]大丈夫か…?[ついつい後を付いていけば。]**
(77) 2015/02/14(Sat) 21時頃