・・・そう、それはーー[近隣の村が襲われたのだと聞けば、>>73 怖かったわねと応えようとして、眉を寄せ。どう言えればよいのだろうか。得体のしれない生き物たちが勢力を増すにつれ、襲われる村も滅ぶ村もまた増えた。よくあること、ではあるが、しかし1つひとつの村に多くの人々とその家族がいるのだ。その恐怖と家族と引き離された痛みを思えば、言葉ななかかなかでなかった。聞かれれば、村にいる間に化け物に襲われて亡くなった母や妹のことも語ったかもしれない。内容は明るいものではないものの、久々に聞いた人の声は心地いい。特にそれが小さなこどものものなら。握ったままの小さな手の温もりに、またもや幼かった日のことを思い出す。]
(77) 2022/12/27(Tue) 11時頃