それはまあ、ざんしょーな心がけで?………うれしーにきまっとるやん。
[耳まで真っ赤にし、ぷい、と顔を横に向けてトレイルから見えないようにした。
自分でも意味の分かっていない言葉を呟くのは照れ隠しのつもりだ。
その後振り返り、おでこにキスが落とされる。幸せそうに頬を緩ませた。此方からもしようと思ったがこの体制では上手く届かず、自分の身体の前で組まれてあるトレイルの手を口元へ持って行き、手首にキスを落とした。]
はーい。…おれも、トレイルの撫でてくれる手めっちゃすき。やから、なあ。何処にも行かんといて。ほって行かんといて。
…ずっと、一緒におって。
[トレイルに促され前を向くと気持ち良さそうに撫でられる。好き、という言葉に呼応するよう千秋の口からも同じ言葉がこぼれ落ちた。
最後のは、聞こえていなければいい。困らせるだけだ。でも、無性に言葉に出したかった。]
一家にいちだいー?俺分身できひんで…?でも、トレイルの家にやったらずぅっとおったってもええよ
(75) かの 2014/01/30(Thu) 12時半頃