―― パーティ会場 ――>>72>>73>>74
[一息にグラスの中身を呷ってしまうロイエに>>72少し吃驚してしまった。大丈夫かな、って心配げに眺めたけど、そこまで弱くはないのだと思う。幾らかお酒が回ってしまってるのかもしれないけれど。]
もぅ。恐縮なんて、しなくていいのに。
[少し呆れたように言うものの、その口調は楽しげに響いただろう。いつも堅く自らを鎧っていた彼女の柵が、ほんの僅かにでも解れたように感じていたから。]
浅ましい、っていう理由はよくわからないけど。
情けないって思う必要、ないと思うよ。
――私がまだ、そこまで踏み込んでいいのか、
は、気になるけど。
[心のうちに留めておいても良かったけれど、つい口を衝いてしまった。それは今の言葉>>73だけじゃなく、
「何も無い私、制服を脱げば何も出来ない役立たず」>>63
彼女がそう言ってたのが心に引っかかっていたせい。]
(75) 2022/06/30(Thu) 01時頃