人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 医務室 ─

[陽光射し込む白い医務室は、眠りの静寂に包まれ、時間が止まったかのようだ。ふと、窓の外の景色に視線を移し、]

昼間に医務室に来るのは、久しぶりだよ。
此処1年半以上、具合が悪くても来ないようにしてた。

[医務室の鉄パイプのベッドの上。生徒達のはしゃぎ声を聴きながら、纏いつく影におびえ、身を強ばらせる日々を思い出す。
 何時、他の寮生が扉を開けるかもしれない、何時連れ出されて襲われるかもしれない自室とは異なり、保険医の見守る医務室での眠りは、あの頃のラルフにとっては救いだった。眠りが苦痛になったのは、眠りに逃避を求める自分を厭うようになってからか。それとも、もっと最近の事なのかよく分からない。]

──……
眠りに囚われなければ、
此処は安全な場所のはず。

と、ドナルドを探してくる。
トニーにユーリィの事も伝えなきゃだし。

(74) 2010/09/09(Thu) 11時半頃

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