[しかし窓の外は、当然集会所の外になる。閉じ込められている以上、そこからの侵入は在り得ない。それでも警戒心を露に其方へ視線を移す。近付いて確認してみるが、何もいない。何の気配もなさそうだった]…………なんだ、風か。[は、と安堵の息を吐く。その時の背は、とても無防備に扉のほうを向いていた*]
(74) 2013/02/06(Wed) 22時半頃