―変異する躰(>>0:295>>0:298)―[僕が、この病院に入所して間もない頃だったろうか。両親からも見放された僕は、正直行って可愛げのない少年だったろう。鋭利な針のような刃のような、鱗状のものは人を傷つける。物心ついた頃には胸の辺りにぽつぽつと生えていた。記憶にある限り、親に触れられた覚えはない。不気味な視線が上から落ちる。ファミリーネームを名乗らないのは、僕なりの小さな反発だった。奇異なもので見られれば、それが僕の当たり前となっていた。][ある時だった。ヒナコの前で、右手の甲に鱗が生えたのだった。 その頃には今ほど、強い痛みは覚えなかったため顔を顰める程度だったろう。
(71) 2015/06/05(Fri) 21時頃
sol・la
ななころび
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