─ 放課後、教室 ─[近付いてくる足音と鼻唄。>>58 間違いようもない、メアリーのものだ。 扉を開けた彼女>>65を迎えたのは、消灯したままの教室の中で一人、夕日を背に閉じた窓枠にもたれ、顔を真っ直ぐに向けてくる侑伽だった。] ──来た、か。[何故か溜め息混じりに言うと、メアリーへ向けて二歩、三歩。歩みを進める。] 知ってるよ、忘れ物は。だから、待ってた訳だし。 …………。[クエスチョンマークを浮かべる彼女の前で、普段は窺いづらい表情に、隠しきれない躊躇いのようなものを滲ませて。 もう一度、盛大に嘆息してから。諦めたように次の言葉を投げた。] ……一度しか歌わないから、よく聴いてて。[そうして、息を吸い込めば。 クラシックギターの音色が、控えめに前奏をなぞる──]
(70) 2022/09/03(Sat) 01時頃
sol・la
ななころび
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