― >>>>> 座敷守家 <<<<< ―
[うっとりした顔のヒューの顎の下を指先で擽ってやりながら、甘く耳元で囁いた。>>63]
ホントに……?
もっとして欲シイて
ヤニクには分かってるよ……?
[期待が視えている。この服従のポーズも愛しいペット達を思わせる。もっともっと気持ちよくしてあげられる。もっともっと快楽の虜にしてあげられる。パイーパティの男としての情熱が疼いた。]
♪
戻りたいの? つれないことを言う子だ
Sweetie Sweetie
MY friend 内側まで海の虜に……
爪……――、のびてマス……。
[手に手を重ね、狼の爪には直接触れないように気をつけながら、ヒューの指に指を絡ませた。その手に蝶が止まり、天女たちの羽衣はベッドの天蓋のように、ヤニク達を囲うように降りてきては、二人を薄く隠した。]
(69) 2018/03/30(Fri) 22時半頃