60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 厭世家 サイモン


 俺は……貴様をずっと穢したかった。
 貴様は俺などには手の届かぬ場所にいたから。
 なら……手に入らないのなら、一層この手で。
 貴様の中に俺と言う傷をつけてやりたかった……。

[罪を告白する言葉の裏に潜むのは、ずっと隠していた真実。

 見開くセピアをじっと見詰めて、汚れた腕はその身体を抱きしめようと背中へと回す。
 叶うならこの侭。此処に閉じ込めてしまいと、身勝手な願いに逆らう事が出来ずに]

(68) はまたん 2011/08/13(Sat) 13時頃

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