俺は……貴様をずっと穢したかった。 貴様は俺などには手の届かぬ場所にいたから。 なら……手に入らないのなら、一層この手で。 貴様の中に俺と言う傷をつけてやりたかった……。[罪を告白する言葉の裏に潜むのは、ずっと隠していた真実。 見開くセピアをじっと見詰めて、汚れた腕はその身体を抱きしめようと背中へと回す。 叶うならこの侭。此処に閉じ込めてしまいと、身勝手な願いに逆らう事が出来ずに]
(68) はまたん 2011/08/13(Sat) 13時頃