―手ぬぐいの記憶―カーン、カーン、カーン半鐘の音が火の見櫓から町中へと鳴り響く。江戸の町は大火に包まれようとしていた。皆が江戸の外へと逃げ出す中、俺は大火の中心へと向かっていた。仲間からは危険だ、お前も死ぬことになるぞ、と散々止められた。しかし引き返すことは出来ない。「あそこには女房と息子がいるんだッ...!」物凄い熱風が身体を襲ってくる。早くしなければ。ドンッ!!一瞬の気の緩み。集中力を欠いた俺の身に容赦なく建物が崩れ落ちる。身動きが取れなくないながらも必死に体を起こそうともがき叫ぶ。こんなところで時間を潰している暇はない。こうしている間にも火の手は江戸の町を包み込む。脚の感覚はないが腕の力だけで抜け出そうと試みる。『そこで寝そべって何をしている?』
(68) purupuru 2015/01/30(Fri) 23時頃
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ 人狼議事lobby 人狼議事morphe 人狼議事cafe 人狼議事perjury 人狼議事xebec 人狼議事crazy 人狼議事ciel SoyBean Sangria @hello_giji @7korobi