―自室―[ぬるま湯と石鹸でほぼ落ちた血に安堵する。僅かに残ったとしても使用には問題無さそうだった。尤もなところ、レオナルドがまた使う気になればの話だが]っ、…おかえり。[後ろから聞こえた声に、驚いたあと次にはいつものように笑う。けれど続いた問いかけには苦笑だけが浮かんだ。彼が毛布を抱えて現れたあのときには既に手に傷はあったのに。如何にジェフの中に自分という存在が無いかを痛感させられて]───うん。庭で遊んでて、やっちゃった。[開いた傷が熱を伴って痛む]
(68) 2011/12/25(Sun) 10時半頃