[膝を付く姿、苦しそうに咳くのが聞こえて悔しくて唇を噛んだ。 撤退する。その通信に、噛む力はいっそう強くなった。 が、それで意識がはっきりした。痛みに目を開いて、のろのろと身体を起こす。 ハウリングの"力"も助けになったかもしれない。]大丈夫っ……です、イエロー。[大地を蹴る。砂埃が舞うほどに強く踏み込んで、立った。]
(66) 2011/12/17(Sat) 00時半頃