人狼議事

164 天つ星舞え緋を纏い


【人】 門下生 一平太

[日に日に弱っていく母がしきりに気にするので、いよいよという時に兄宛に文を出そうとした事があった。
とは言え宛て先も知れず、父に尋ねると破り捨てられてしまった。

――奴はもう家の者では無い。
――呼ぶ必要等無い。
――奴自身がそう望んだのだ。

父の言葉は何処までが本気だったのか。ただ意地を張ったのかも知れず。
出て行った側もきっと、そこまで考えて居た訳ではないだろう。
けれども聞かされた側は、そういうものかと納得してしまった。
それならば己が兄と呼ぶ事も厭われるに違いないとも、また。
無論、それを本人に確かめた事は無かったけれども]

(65) 2014/02/14(Fri) 16時頃

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