人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 厭世家 サイモン

[普段なら聞き逃していただろう其の微かな音を、
 極限までに研ぎ澄まされた集中力のせいか、漏らす事はなく。
 からん…と音を立てて手から落ちる筆に構う事無く、扉へ]

 …………。

[無言で薄く開いた扉からまず見えたのは、真っ白なシャツとそれから淡い色の髪。
 己とは対極にいる者と焦がれて、そしてあの薔薇の淫夢を言い訳にして穢したはずなのに。
 眼前の少年の色めく様に艶を増し美しく咲く姿に、より深くなったクマで縁取られた眸は、吸い寄せられるようにじ…と見詰める]

 ……フィリパ。
 なぜきた。俺は、貴様を騙し、穢した男だぞ。

[乾いた唇が紡ぐ声は酷く掠れて。
 常の不遜な態度とは裏腹に、弱々しいもの]

(64) はまたん 2011/08/13(Sat) 12時頃

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