やっぱり、さあ。
[良数の横を通り過ぎる時、小さく呟く]
……ねいくんはよしやんのこと……。
[それ以上は、心の裡にはあるのに声にならなかった。
自分の弱さに唇を噛んで]
[もし引き止められるようでも、ここで漏らすぞ、と無茶苦茶を言って。
部屋を出て、トイレと思しき扉を開けてバタンと閉める。
そこまでがいっぱいいっぱいだった。二人から逃れたという安堵感で床にぺたんと座りこむ。
――ただ、見事に間違えた。洗面所と風呂場だということに気づくとあー、と声を漏らす]
……風呂、誰が入ってるのー?
[おまけに入浴中のようで、浴室の扉ごしに水の音が聞こえる。
本当にトイレに行きたかったわけではないし、ちょっと暫く立ち上がれそうにない。
入浴中の相手>>32に許可がもらえるなら、少しだけ洗面所の床に座り込んでいること*だろう*]
(64) 2011/05/20(Fri) 07時半頃