人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 落胤 明之進


―落とし胤―
この言葉を何度耳にしたことか。

自分が育ったのは大きな屋敷だった。
幼い僕を連れた母共々屋敷の主人が迎え入れてくれたのだ。

主人は僕ら母子に優しくしてくれた。
温かい寝床、食事、仕事、学も教えてもらった。
与えられる生活に不自由などを感じたことはなかった。

だが、他の者は僕達をよくは思わなかった。

「なぜ見ず知らずの母子を匿うのか」
「大名の子だから丁重に扱うのか」
「旗本、御家人の落胤か」

色々憶測されてきた。
他の者が疑問に思うのも無理はない。
僕自身も何故、あの屋敷で過ごせていたのか分からない。

(62) 2015/01/18(Sun) 22時頃

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