人狼議事

194 花籠遊里


【人】 看板娘 櫻子

[ベルさまは、傍を離れた藤之助さんを一度見ておられたようでした。
 視線が戻れば少しの驚きでしょうか。
 そのような言葉の後に、続くのはまた否定の言葉でありました>>48
 ご用意差し上げた座布団に座って頂けた事はとても、とても嬉しくあったのですが
 ご自分を否定されるようなお言葉には、僕は緩やかに眉を下げてしまいました。]

 僕はこの中庭で、もう長く花のお世話をさせていただいております。
 咲いた花は、似たような色をしていても
 同じものなんてひとつとしてございません。
 たくさんあってありふれていても、弱々しい姿に見えても。
 僕はどれも、美しいと思うのです。

[例え話は『花』ではありましたが、僕の伝えたいことは伝わるでしょうか?
 ありふれた金髪だとしても、よく見る碧眼だとしても。
 弱々しさを際立たせてしまうような肌の色だとしても。
 僕は、人とは違う魅力なのだとお伝えしたかったのでした。]

(62) 2014/09/12(Fri) 20時半頃

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