―― 招待状 ――
[朝、いつものように最初の鐘が鳴る前に目覚め。
招待状と言うにはフランクな手紙を、投函して廻った]
『やあやあ!
こんな陽気だから、mer calmeで暖かい一杯をやりながら(アルコールかは関係なく、ね)、ミートボールスパゲッティでも積み上げて、ゆっくり騒ぎたいものだね。
そんないつもの夜、今晩はセシル君の歓迎会を開きたいのだけど、ご都合はどうだろう?
とは言っても、普段と変わらないよ。飲んで、騒いで、喋るだけ。
特別なことをするのも良いけれど、その方が、此処らしい歓迎の仕方かなって。
もちろん、何かしたいことがあれば、喜んで乗らせて貰うんだよ。
参加費は必要ないけれど、ひとつだけ。
セシル君の喜びそうなものを、各自手土産にしてくれたら嬉しい。
ランタン集めが本格化したら、普段以上に手が空かなくなる人も居るかもしれないと思って、急なお誘いになってしまったこと、お詫び申し上げるんだ。
それでは、奮ってのご参加をお待ちしております。
コーネリア・オルコット』
(60) 2011/04/15(Fri) 23時半頃