人狼議事

112 燐火硝子に人狼の影.


【人】 読書家 ケイト

[零れる血が口元を、服を、腕を塗らしていく。
最早それに気を止めることはない。
手の内から溢れる血を少しでも零さぬよう啜った。

服を取り、新たな場所を裂く時も、
その手つきは丁寧だったか。


食餌が進めど、首より上に手をつける事はしない。
彼女の安らかな眠りの証を傷つけるのは躊躇われたから。]



ご馳走様でした。


[飢えを満たす目的よりも、
己の力の源として、糧とするための食餌は終わる。
終わった事をその一言で示し。]

(59) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃

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