192 革命の嵐


【人】 教え子 シメオン

-回想・淫売宿 屋上-

ソーニャ。
河の港が見えるどこかで僕を待っていてほしい。
女たちが白い小舟に乗りはじめたら、君も乗って…

そうして……。いいね?

[青年は核心を口にしない。
それは彼が彼女を唆すときのいつもの手口。]

褐色の肌をした女だ。
艦に送る売女を集めるのに協力してもらおうと思う。
そして僕たちは黒い小舟で、指揮を失った艦を襲う…。

[エリアスの提案に同意して頷けば]

では同志諸君。後刻、港で!

-回想おしまい-

(59) 2014/09/05(Fri) 10時半頃

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