─ 通り ─ きやすく よばないで [ついていた鞠を両手に掬い上げ、掻き抱く。近く、遠く。己と同じ闇が、老人と同じ光が、感じはすれど気にならない。ただ眼前の老人に、視線と意識を注ぎ。]その名前を よんでいいのは 一人だけ これからは わたしがずっと おきてるんだから わたしが ゆうがお なのよ
(58) 2014/02/17(Mon) 23時頃