[何故こんな風に打ち明けたのか、警戒心も無く喋ったのかは自分でもわからぬまま。
>>39笑いと共に返された言葉へは此方も笑んで、こくりと頷く。]
…そう、ですね。
[あまり他者と関わる機会を得なかった自分に、果たしてどれくらいそれが出来るかは不明瞭。
ただきっと頑張るくらい、出来る筈だ。]
え?集落があるんですか……?
[どうしてそんなことを知っているのかと問いたげに目線を向け>>54、手渡された無地のハンカチは礼を言って受け取った。
あれだけ泣いたらという言葉には微かに頬を薄く染め上げ、はう、と羞恥による声を零して]
あ、あの、一緒に行っても良いですか…?
それと、お名前……っ
[森の中に居続けるのは、良くも悪くも箱入りとして暮らしてきた自分には厳しいはずだ。
そう思って男の数歩後へ続き、名前を尋ねる。]
(57) 2014/10/28(Tue) 22時半頃