[向けた指先に蛇が寄って来た>>25。革手袋のまま、指の腹で蛇の胴に触れれば、するりと滑らかな感触が返ってくる。儚い煌めきを身に宿しながらも、それは確かにそこに在った]へへ、かわいいな。君は何が好きなのかなー?黄金リンゴ、一緒に食べる?それとも星の煌めきの方が良いかな。仕入れ先で彗星の煌めきを分けてもらったのがあるんだ。[提げていた鞄から小瓶を一つ取り出す。ブランデーに醸造する前の状態である彗星の煌めき。いくつか貰ったうちの一つを星屑の蛇の前に置いた]
(57) 2022/08/05(Fri) 21時頃