[低く、霞み掠れる歌声。それでも、その歌は、月夜に響いて。それにあわせて踊る少女は、本当に軽やかで。月明かりを、跳ね返すように、きらきら、きらきらと輝いて。歌い上げる女性と、舞う少女を、じっと見つめる。] ……いい歌と、踊りだな。 そうはおもわねぇか、ガストン。ヤニク。 できることなら、このまま時間が止まってくれれば。 それですべて、終わるのによ。[静かな、呟き。]
(54) 2010/07/08(Thu) 02時頃